2017 / 08
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【慶應】(30名程度)
男声合唱組曲『海鳥の詩』(廣瀬量平)
指揮:竹内敏郎(学生)

 ここ最近の慶應は学生指揮者が邦人曲を演奏するのが定番となっている。今年は昨年亡くなった廣瀬量平氏の代表作ともいえる作品で、その昔僕の後輩たちが歌ったのを聞いたことがある。

 エールのときに感じたエネルギッシュのない感じは払拭されていたものの、なんとなく声質がぼやけて聞こえてしまった気がします。ただ、僕の中での慶應はまだこんなものじゃないと思っています。四連、定演でもっと精度を上げた音楽を作ってほしいです。


【法大】(10名程度)
男声合唱のための『日本抒情歌曲集』より(林光)

 田中信昭氏が指揮を振るのかなと思いきや、入場のときにお辞儀をしただけで、後は客席で待機。ピアノの中島香さんと合唱団による演奏という変わった趣向でした。パンフにあった編曲者の言葉「合唱曲の技巧をこらすことよりも、愛唱歌を口ずさむ楽しさを心がけた」「ピアノ・パートは、伴奏というより協奏的なもの」というのを突き詰めた結果によるものだと思われます。

 エールではかなり心配でしたが、このステージはハーモニーもまずまず。一生懸命に歌う合唱団にピアノが自然に入ってくるといった感じの演奏でした。一言で表すなら「癒し」といったところでしょうか。何だかほんわかした雰囲気を感じ取りました。


【明大】(15名程度)
男声合唱とピアノのための『三つのよじれ歌』(新実徳英)
指揮:外山浩爾

 今年度委嘱作品の初演。今回の演奏会の楽しみのひとつでしたが、明大の団員数の少なさは自分にとってはかなり衝撃的でした。でも、エールで書いたとおり、声は出ていたし、安定していたと思います。肝心の新作ですが、第一印象では『舞歌Ⅲ』や『因陀羅』みたいなピアノが同じ旋律を繰り返しているところで合唱が進行していくといった感じでした。楽譜が出版されれば、コンクールなんかでも取り上げられるかもしれません。


【合同演奏】
無伴奏男声合唱組曲『あの日たち』(北川昇)
指揮:山脇卓也

 こちらも今年度委嘱作品。作曲者の北川昇氏はまだ24歳の新進気鋭の作曲家。混声の『シャガールと木の葉』はCD化され、今後の注目株の一人といえるでしょう。指揮者の山脇さんはお江戸コラリアーズの指揮者として活躍されています(昔私のHPにも書き込みをしてくれたことがあります)。

 演奏は非常によくまとまっており、初演にふさわしいものとなったと思います。ただ作品としては、自分としては少し物足りないかなと思いました。全体的にスローテンポな曲が多く、なんとなく木下牧子と千原英喜と鈴木輝昭が混ざったような感じでした。

 僕の予想ではこの曲はおそらく『新しい歌』みたく、混声に編曲されてから混声版が出版され、売れれば男声版も出版されるといった感じになるかと思います。

アンコールは同じく北川氏作曲の「ここからはじまる」で混声から男声への編曲初演。歌詞がよかったですね~。広く愛唱されてほしい歌です。


 今回は全体的に厳しい見方をしてしまいましたが、今年も来てよかったと思っています。行く度にエネルギーをもらっている感じがします。今後も各団が切磋琢磨して末永く六連が続くことを願っています。来年もタイミングが合えば行きたいですね~。

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miz

Author:miz
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