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曲目
・『風の馬』
・『うた』

演奏
指揮:岩城宏之
合唱:東京混声合唱団

詳しくはこちら


 日本を代表する作曲家のひとりである武満徹の合唱作品によるCD。『風の馬』も『うた』も最近は録音が増えてきて、嬉しい限りである。このディスクについて、僕は「小さな空」を歌うことになったときに友人から参考として借りたものをMDにダビングして長らく所有していた。が、日本伝統文化振興財団によって、このCDが再発売されて安くなったときに買いなおした。やっぱり、ダビングはよくないですよね。

 『風の馬』は前衛的な作品。1,2曲目は女声合唱、3曲目は男声合唱、4,5曲目は混声合唱という変わった編成である(5曲目の最初は男声合唱)。さらに続編の構想もあったようだが、作曲者が亡くなってしまったため、実現されなかった。
 この曲の2曲目「指の呪文」は、しばしばコンクールの自由曲で登場する。この難曲を高校生が歌ってしまうのだから驚きだ。
 3曲目の男声合唱「第2ヴォカリーズ」は、コンクールの課題曲になったことがある。僕はこの曲を数年前に合唱団Palinkaで歌ったことがあるが、何回歌ってもしっくり来なかった印象が強かった。このしっくり来ないのが、現代曲の特徴なのかもしれない。

 『うた』は武満徹の音楽の中では比較的わかりやすい部類に入るかと思う。けど、やっぱり歌うとしっくり来ない。僕はこの曲集の中では「小さな空」を札幌混声合唱団等で何度も歌ったことがあるのだが、一度としてうまくいったな~と思えたことがなかった。聞いている側に立つとそんなことはあまり感じないのだが…。
 この曲集では、日本古謡の「さくら」が印象的だ。冒頭の幻想的な雰囲気は、聞いていてうっとりする。おそらく、この曲も歌う側としては相当の労力が必要なのであろう。

 さて、このディスクの演奏であるが、なかなかいい演奏だ。特に『うた』の方は非常に暖かみのある演奏となっている。ただこのCDで残念なのはやはり「明日ハ晴レカナ、曇リカナ」が収録されていないことだろう。
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miz

Author:miz
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