2017 / 08
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曲目
・『月下の一群』(南弘明)
・『ヴェニュス生誕』(大中恩)
・『東北地方の民謡による七つの男声合唱曲』(小倉朗)
・『合唱のためのコンポジション 第3番』(間宮芳生)

演奏
指揮:福永陽一郎、北村協一
ピアノ:久邇之宜
合唱:早稲田大学グリークラブ、東海メールクワイアー、盛岡コメット混声合唱団(男声部)

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 録音は1981~1983年といずれも今から20年以上も前の演奏だが、少しも色あせてないところは素晴らしい。しかもアマチュアの一般合唱団や大学の男声合唱団によるもので、これだけの演奏ができると思うと、ただただびっくりする。

 『月下の一群』は広島の崇徳高校グリークラブによる委嘱作品だが、現在もいろいろな団で頻繁に演奏されているようだ。この曲集は第3集まであるのだが、やはりこの第1集が一番よい出来だと思う。ちなみに第2集は出版されていたが、現在は絶版(受注生産かも)、第3集に至っては出版すらされていない。また、第1集から第3集までを組み合わせたり、曲順を換えたりして演奏している例をいくつかみるが、どうもしっくり来ないのは、やはり第1集の完成度を物語っているものと思う。

 このディスクの演奏は僕はとても気に入っている。男声合唱の魅力たっぷりの演奏と言えよう。

 『ヴェニュス生誕』は東海メールクワイアーの委嘱作品。楽譜はもしかしたら、ヤマハの銀座店に置いてあるかもしれないが、現在は絶版のように思われる。この録音もあまり出回ってないようだし、楽譜もこのような状態なので、今後あまり演奏機会に恵まれないような気がする。演奏は悪くないが少しインパクトに欠ける。

 『東北地方の民謡による七つの男声合唱曲』
 7曲からなる合唱曲集だが、ひとつひとつが短いのであっという間に終わってしまう。作曲者の小倉朗といえば、女声合唱曲の「ほたるこい」が有名だが、この曲についてはまた後ほど触れたいと思う。演奏もノリのよさはあるが、あまり自分の好みではない。とはいえ、冬の寒い中、雑音防止のために会場の暖房設備を切っての録音には敬意を表したい。

 『合唱のためのコンポジション 第3番』
 間宮芳生のコンポジションシリーズは、この項を書いている時点では16番まであり、今後もまだ続くであろう。単なる民謡やハヤシコトバの編曲ではなく、独立した楽曲としての評価が高いようだ。私としては、全シリーズの出版と録音が欲しいところだが、現在の出版、録音事情ではその夢はとうにかないそうにない。男声合唱のためのこの『第3番』はまさに、男声合唱の貴重なレパートリーのひとつだと思う。現在も頻繁に演奏されているようだし、コンクールの自由曲なんかにもしばしば見かける。演奏は決して容易ではないが、自分もいつかは歌ってみたい曲のひとつだ。
 さて、このディスクの演奏であるが、北村協一+ワセグリというあんまり見かけない組み合わせだ。が、演奏レベルは高く、模範ともなるであろう。ただ私的にはもう少し民謡っぽい感じがあってもいいかなと思う。
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miz

Author:miz
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