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2006年8月5日(土) 14:30開演 杉並公会堂

 暑い中行ってきました。新宿から中央線快速で荻窪駅下車。どうも違う出口から出てしまったようで、ちょっと迷いながらも14時に到着。
会場の杉並公会堂は今年の6月にオープンした新しいホール。感じとしては札幌のKitara小ホールを少し大きくしたといったところでしょうか。2階席もほぼ埋まるほどの満席状態です。

 この「甍」という団体は、早稲田大学高等学院グリークラブ、早稲田大学コール・フリューゲル、いらか会合唱団(前記2団体のOB)の総称で、その歴史はかなりあります。故・関屋晋がずっと振っていた合唱団で現在はその愛弟子が振ったり、外部から呼んだりしておりますし、『遊星ひとつ』(三善晃)、『感傷的な二つの奏鳴曲』(高嶋みどり)、『恋のない日』(木下牧子)などの委嘱活動もさかんです。
フジテレビの軽部アナもここの出身でございます。

 この団体はまた定演の模様をCDで販売しており、パナムジカ、ジョバンニなどで入手可能。男声合唱の音源として私個人的にかなり重宝しております。

 開場とほぼ同時に入ったので、自分の好みの席(真ん中後ろ)を確保。確保後はCD売り場へ行き一昨年と去年のCDを買いました。一般販売よりも少し安く売ってました。

14:30 いよいよ開演です。

【1st】男声合唱曲集『地平線のかなたへ』(木下牧子)
 早稲田大学高等学院グリークラブによる演奏。指揮は清水敬一さん。中高生に人気のこの曲集は2曲目の「サッカーに寄せて」だけかなり前に男声合唱に編曲されてましたけど、2年前にこの団体により全曲が編曲され初演されました。出版されるという噂がありますが、現時点では未出版です。
 約50名程度でさわやかな演奏。ちょっと声楽っぽくない生声が目立ったりしましたが、十分聞ける演奏です。

【2st】「アッシジの聖フランチェスコの四つの小さな祈り」(プーランク)
 こちらは早稲田大学コールフリューゲルによる演奏で、指揮は1stと同じく清水敬一さん。20名程度。プーランクの男声合唱曲といえばまずこれが挙がるでしょう。非常に美しい曲です。悪くない演奏ですが、自分としては5年ほど前の北大合唱団の名演が頭にあるので、最高というわけにはいきませんでした。テナーとベースの音量のバランスが少し悪いかなという感じ。

【3st】寺山修司の詩による6つの歌『思い出すために』(信長貴富)
 これはいらか会合唱団による演奏で、指揮は清水昭さん。2部合唱の曲ですが、そうとは感じない演奏でした。歌唱力が問われる曲という感じがしましたが、もっと歌われてもいい曲ですね。女声版、混声四部版もあるので、うまく組み合わせると面白いステージになるかもしれません。
 信長貴富さんもこの会場に足を運んでおられました。

【4st】無伴奏合唱組曲『いつからか野に立つて』(木下牧子)
 休憩後の後半ステージは上記3団体による合同演奏で、指揮は清水昭さん。この曲は信州大学グリークラブによる委嘱作品で、最近あちこちで演奏されるようになりました。合同演奏の割にはよくまとまっていて、いい演奏。この曲の魅力を十分に引き出していた感じがしました。
 おぉ、木下牧子さんもステージに来られていたとは! 僕が見たのは去年の大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団の東京公演以来かな。

【5st】男声合唱とピアノのための『舞歌Ⅲ』(新実徳英)
 指揮は清水敬一さん。この曲は今年の6月に所沢メンネルコールによって初演されたばかりの曲。まさかこんなに早く再演されるとは、作曲者本人もたぶん思ってなかったでしょう。『日本が見えない』にピアノがついたような感じが最初しましたが、それほど前衛的な感じはせず、むしろ躍動感があってすごい曲です。
 そしてステージ終了後は新実徳英さんがステージへ。なんとまぁ今日は作曲家のみなさん全員この演奏会に足を運んでいらしたんですね~。清水敬一さんいわく、「プーランクさんは用事があって来られない」とジョークを飛ばして会場のみなさんを笑わせてました(プーランクはかなり前に亡くなってますからね)。で、さらに今日は新実さんの誕生日だそうで、客席も合わせて「Happy Birthday」を歌って祝福しました。

 アンコールは「壁きえた」。もともとある無伴奏のものではなく、ピアノ連弾でこの日のために新たに編曲したものだそうです。が、女声版をそのまま男声にしただけのような感じがしました。さらにもう一曲「都の西北」。ワセグリとはまた違った感じでよかったです。

 ということで長文になりましたが、演奏会としては十分満足の行くものでした。来年以降もまた足を運びたいな~。ただ気になったのが、客席のマナーの悪さ。ずっとビデオ撮影をしていらした方とか、演奏中にフラッシュで写真を撮る方、演奏中に飴を袋から出して食べるおばさま(本人は音を出さないように気を使っているつもりでしたが、実際かなりうるさくて周りから白い目で見られてました)などなど。一言アナウンスがあれば、こういった行動はある程度避けられたんじゃないかなと思いました。

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miz

Author:miz
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